正気の沙汰では無いプロット。
これはもはやギャグの域にみえて、しっかり一本の映画と完成されていました。
息子を犯罪者キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)
に殺された主人公のアーチャー(ジョン・トラヴォルタ)、宿敵2人の顔が入れ替わるというトンデモ展開。
狂ったニコラス・ケイジの演技とトラヴォルタ演じる冷淡な捜査官、
入れ替わることで主演二人の演技も真逆になるわけですから、怪演も怪演です。凄すぎる
序盤のアクションは規模こそ大きいものの少しくどく感じていましたが、入れ替わり後の展開の早さで相殺されていました。
鏡越しにお互いを打つ演出は圧巻。
鏡に写るのは自分自身のはずが、顔は憎き宿敵の顔、鳥肌が立ちました。ずるい。
ストーリーは王道なので万人受けはする。
良作。
