utako

サタデー・ナイト・フィーバーのutakoのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

掴み所のない前半からして、やっぱりパリピな軽い話なのか?と思って観てたら、トラボルタ演ずる19歳のトニーが、夢中になれるダンスに没頭しながら友達、家族、恋、未来の問題に揺れるお話で、Bee Geesの名曲たちと共に後半は話に引き込まれました。

人種問題にも触れていて、ダンス大会で自分たちが優勝したのに、不当なジャッジだとトニーが憤慨するところで持ってかれましたね。好きなダンスだからこそ不正が許せない、これ大人でもなかなか言えないです。
友達の手前、背伸びしたりもするけど、トラボルタ演ずるトニーが、すっごい良い子で好印象。
様々ななほろ苦さにうなづきながら、最後は爽やかな気持ちになれる良作でした。ずっと気になってたけど観て良かったです。

若かりし頃のアル・パチーノもトラボルタもカッコいいよ!笑
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