Jeffrey

サタデー・ナイト・フィーバーのJeffreyのレビュー・感想・評価

3.8
「サタデー・ナイト・フィーバー」
冒頭、Bee Geesのヒット曲と共にJ.トラボルタが街を歩く。ブルックリン、ペンキ屋、Night feverが流れディスコへの準備。今宵は土曜の夜…本作はJ.バダムが77年に撮った米国の社会背景と若者の青春を描いた名作。W.マーフィー、ザトランプス、タバレス等サントラがマジで最高で音楽と脚本、演出が本作を不動のものにした。トラボルタがフロアダンスし飛び跳ね腰を捻り踊り、決めポーズするシーンはカッコいいし名場面で、娯楽と社会問題を混ぜ巧みに映した点も素晴しくサブカルにも貢献した一本と感じる。とりわけ若者文化を象徴したディスコダンスに熱狂する青年の強烈な魅力が存分に楽しめるムーブメント映画でもあり、ミュージックでも有り、ラブロマンスでも有るどんな風土の違いがあっても楽しめる世界観を持つ正に時代を象徴した傑作。トラボルタは既にキャリーで知っていたが本作で彼のファンになったし、どんな風貌でも一度スクリーンに映れば安心する役者だ。
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