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評決のときのsのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
4.7
人種差別問題が絡んだ事件の裁判を通して、正義と真実の問題に取り組む人々の姿を描いたサスペンス・タッチのヒューマン・ドラマの感動作。
「裁かれるのは、肌の色か、正義か、愛か。」

この映画をみて、一番の感想は複雑。
自分がカールの立場ならきっと同じことをするだろう。
自分の娘を傷付けられ、そして人種差別の酷いこの土地で白人青年たちが無罪になることもあるとなると

最終弁論当日ジェイクは法廷内にいる全員の心へ語りかけるように目を閉じるよう頼み、話し始めました。
「幼い少女が男二人からレイプされ暴力を振るわれ子供が二度と産めない体にされたと、最後にその少女が白人だと想像してくれ」と訴えます。このジェイクの最後の一言でカールは無罪を勝ち取ります。

結果的には無罪と言う判決になったが、きっと最後の一言が無かったら有罪だったかもしれない

そもそも黒人だから有罪とか、白人だから無罪とか
法律とは何か?
黒人、白人、黄色人種と言う言葉自体が捉え方によっては人種差別なのか、
人種差別の問題は難しいです
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