Kazu

評決のときのKazuのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
4.0
ずーと観たかったものがアマプラにあったとは。やっと観れた。

アメリカの法廷物。
そこに人種問題や時代背景が絡まり、非常にアメリカらしい判決と感じた。
0か100か極端で、日本ではあり得ないと思うがアメリカでは普通なのかも。

マシューマコノヒーって若い時こんなにカッコイイことを知らなかった!スーツを着崩しててもカッコよかった。
ケビンスパイシーは、役者としてはやはり素晴らしい。
向こうの人は本当に演説が上手い。

自分の正義を追い求めるも、名声を求める部分も多少はあったのだと思う。
また、人種差別反対を心情にしながら、最後はその人種差別を盾に勝利するという矛盾。
事実や法よりも人種で判決が出るという怖さ。
ただ人種差別というのは日本人が思ってる以上に根深く深い問題なのだと思う。


もし自分がサムエルLジャクソンやマシューマコノヒーだったらと思うと何とも言えない。
最近の日本の判決も謎なのが多いので余計に考えさせられる映画でした。
Kazu

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