Fisherman

ザ・ハリケーンのFishermanのレビュー・感想・評価

ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)
4.5
もっと評価されるべきデンゼル・ワシントンの代表作の一つ。途中の黒人の無力さや真犯人が見つかっていないこと、警察や検察が罰せられていないモヤモヤはあるが、ラストのスッキリ感とエンドロールでそれも忘れさせてくれた。
斜に構える連邦判事役のロッド・スタイガーは「夜の大捜査線」のいやみな白人警官だったのに、今回はしっかり"正義"を貫いた。(あれも最後はいいやつだったけど)
白人の警察による証拠隠滅、でっち上げによる冤罪がある一方で白人支援による正義の遵守もしっかり入っているところもアメリカらしい。
カナダ人を演じたリーブ・シュレイダーやジョン・ハナー、看守長役の人、弁護士役の人、いい役者が脇を固めているので締まった映画になってる。
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