ザ・ハリケーンの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・ハリケーン」に投稿された感想・評価

すさまじい冤罪事件だ。黒人差別に基づいた冤罪を古本屋で買ったハリケーンの自伝で貧しい黒人青年が人々を巻き込んで解決していく姿を描く。ノーマン・ジェイソン監督は、差別を題材にした「夜の大捜査線」「ソルジャー・ストーリー」なんかもある。法廷劇でもアルパチーノ主演の「ジャスティス」が個人的には、好み。ラストに盟友であるロッド・スタイガーが出てくるのは嬉しい。しかし、回想シーンが多くてあちこちにいく。脚本は、正直上手くない。黒人青年が本を買うところころから始めたらいいのにと思う作品でしたね。デエイゼル・ワシントンが主役だからやむ得ないかもしれない。デボラ・カーラ・アンガーは、ハリウッド正統派女優のような顔立ちでアクセントになっているが、支援者として活躍している感じが観られない。後半、家族も出てこないんで、すこしはしょりすぎではないかと思う作品でもありました。ラストに流れる「ソー・アメイジング」は、感動的である。
oen

oenの感想・評価

3.8
メモ
白人をどう思う。格好いいと思ってる馬鹿、ダンスが最悪。
山田

山田の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

心に刺さりすぎて感想をうまく言えないんだけど、ルービンについてもっと知りたくなった。
囚人服を拒絶した為に90日間の懲罰房生活をして精神が壊されたのに、懲罰房から出された時に囚人服を着せられるのなら懲罰房に戻ると言える精神力が凄いと思った。

ルービンはどんなに屈辱を与えられ強いたげられても、本来なら国民を守るために存在している(警察)(法律)(裁判)というものが正義の元に動いてなくても、自分自身の信念や誇りを壊させなかったのが本当に凄い。
そして、自分を酷い目に合わせてきたのは白人市場主義黒人差別社会なわけで、白人をカテゴリで括って最後まで憎んでもおかしくないのに、自分の為に動いている白人のカナダ人のリサ、サム、テリーを友人として受け入れて「白人」を憎む人生を終わらせたというのが本当に凄い。

ヘイトユーギブで「憎しみ会うことが罪だ」って台詞があったけど、差別されて強いたげられた人間がそれを思えるのが凄いと心の底から思う。
ルービンのような強さを持つ人に自分もなりたいと思った。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.2
いまだにアメリカ🇺🇸という国は黒人差別に関連する酷いニュースが毎日のように世界に流れてくる。

この作品は冤罪事件であった実話『ルービン・カーター事件』を題材としている。

145分と長編だが、時間があっという間に感じられた。それだけ観易く興味深い作りになっている。

主人公のルービン・カーター(デンゼル・ワシントン)は元ヘヴィ級プロボクサーで《ルービン・ハリケーン・カーター》というミドルネームで呼ばれていた。
チャンピオンになれる実力を確実に持ち得ていたのに、明らかな黒人差別でチャンピオンベルトを掲げられないまま、人種偏見に基づく不正な判決で、【無実にも関わらず殺人犯】に仕立てられ、30年近くの牢獄生活を強いられてしまう。

ちなみにデンゼル・ワシントンは、この映画のために27㎏の減量をして完璧なボクサー体型を作り上げていました。

もう1人の主人公?がいます。
1979年、カナダ人グループが新しいベンチャー・ビジネス関連の調査の為にブルックリンを訪れた時、黒人少年のレズラと会います。まともな教育を受けておらず、当時は字も読めず書けなかったレズラをその後引き取って教育してくれました。初めて手にした一冊の本が、ルービン・カーターの書いた「第16ラウンド」という伝記でした。

レズラは大感銘を受け、刑務所にいるハリケーンに手紙を出し、そこからやり取りが始まります。
その後、カナダ人の並々ならない協力と調査で、長く続いた裁判闘争に終止符が打たれました。

後にレズラ少年は、トロント大学とダルハウジー大学のロー・スクールを優秀な成績で卒業し弁護士になっているそうです。


最後のシーンで、本物のルービン・ハリケーン・カーターが、世界ミドル級チャンピオンベルトを両手で高々と掲げて、笑みを浮かべている様子が映し出されます。
1993年12月に世界ボクシング評議会(WBC)は、終身名誉チャンピオンに認定。この栄誉が現役を退いた者に贈られたのは初めての事。


♬挿入歌として流れるのはボブディランの《ハリケーン》という曲♬

獄中でハリケーンが書いた自伝「The Sixteen Round」を読んだボブ・ディランは、無実のハリケーンが牢獄に閉じ込められていることに疑問を持ち、不正が行われていることに憤りを感じて歌を作ったそうです。
めっちゃ面白いよ!!

まだ差別意識か強い時代、黒人ボクサーが無実の罪を着せられ服役する
そして月日は流れ刑務所の中で書いた自伝を白人の子供が読み無実を証明するため動いていく...
って話なんだけども

実話を基にして作られた映画
考えさせられるし、感動する
長く辛い服役でめっちゃ強いボクサーが多重人格に悩まされるほど精神を病んでしまうってのも辛い
めっちゃ面白かったよ!オススメ✌︎('ω'✌︎ )
ミッツ

ミッツの感想・評価

3.5
史実を基にした作品。
デンゼル・ワシントン素晴らしい!

アカデミー主演男優賞もらっても良かったんじゃないの?

2000.44本目
haizara

haizaraの感想・評価

4.0
冤罪もので爽やかな映画なんてそうそうないかもしれませんが、まあしんどいですよね…

人間に平等に与えられているものが命で、その命を如何様なものにするか、さらに与えられているものが時間だと思います

しかも与えられた時間の量は平等ではなくて、いつ期限が切れるのか知り得ることができません

だから、時間だけは何かの間違いでもなんでも、理不尽に奪われてはいけないものだと思っているのです

骨太な映画を作られるノーマン・ジュイソン先生の手腕と、デンゼル・ワシントンの確かでストイックな演技と、ボブ・ディランの主題歌で作り上げられた名作であります

また、この主題歌は映画の主人公カーター氏の自伝に触発されてボブ・ディランが作っており、情感豊かに映画を彩っています
TP

TPの感想・評価

3.5

 デンゼルの動と静の演技の対比も見事だし、監督が「シンシナティ・キッド」等名作を手がけた老匠であり、一級の人間ドラマとなっている。もちろん最後はハッピーエンドなのだが、こんなことが実際に起こるというのもアメリカらしい。ちょっと突き抜けるものはないが、全てに平均点以上の映画といえる。

 私はかなりボクシングが好きだが、ルービンの事は知らなかった。しかしエミリー・グリフィスという60年代ウェルター級の名チャンピオンを下したということから相当強かったのだろう。このルービンのボクシングを志した経緯、投獄当初の不屈の精神は、もしこの映画を若いときに見ていたらもっと感銘しただろうと思わせる。
瀬々

瀬々の感想・評価

3.8
*C・ブラウン出演作巡り7作目*

「ボクシングってよく知らないし…ちょっと古い作品だし最後まで見られるかな…」
そんな弱腰で、でも好きな俳優さんが出ているからという理由で鑑賞しました。
とんだ取り越し苦労でした。なんとなく敬遠している人も構えずにぜひ見てほしい。

実話を基にした映画なので、淡々と地味な絵面が続いたりもしますが、難解なところはなくわかりやすいです。
レズラと3人が引っ越してくるシーンと、ラストシーンで感極まって泣きました。
人種差別の陰惨さはもちろんだけど、それ以上に人の愛や温もりを感じる映画。
kanull

kanullの感想・評価

3.8
「お!デンゼルワシントンでボクシング映画か!観るしかない」って見始めたけど、いい意味で全く別の映画として良かった。近いストーリーとかは他にもあるんだろうけど、こういう場合、キャストとか盛り上げ方ですんごい違うのが面白い。
映画としてはよくあるよなぁ、とかではなくフラットに観るとすごくイイ映画だよ!と思いました。
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