あらゆる場面で「ノー」と答える後ろ向きな男カール・アレン(ジム・キャリー)は、友人に連れられてセミナーに参加し、主催者から何事にも「イエス」と答えるよう衆目の中で誓約させられる。カールはその後、全てに「イエス」と答え続けるようになるのだが...。
タイトルが既にネタバレの感じがしますが、予想通りの展開で意外性なくラストまで突き進みます。しかし、観ている側の待っている答えを描き続けてくれるので、気持ち良く最後まで観ることができました。
「イエス」と答えれば良いことが起きて、「ノー」と答えれば酷い目に遭うこの2種類の展開しか無いんですが、その一つ一つが面白い。ジム・キャリーならではのコメディ全振りの描写が楽しい。
そして、終盤にカールが得た答えは当然のことなんだけど、とても大切なことで、気持ち良くストーリーを締めてくれます。
とにかく気軽に観ることができて、とてもポジティブな気持ちになれる作品だと思います。ジム・キャリーが苦手という方以外は楽しめると思います。