とてもジムキャリーの作品らしい作品。
これまで人生にNOだけを言い続けた男が、セミナーをきっかけにYESしか言えなくなる話。
そんなばかなな展開を力業で演技してしまうのがジムキャリー。彼のテンポは天才的でぐんぐんと引き込まれます。
周りを固めるキャラクターたちも面白い。映画オタクの上司や、なんでもチャレンジャーする少し変わった彼女。
これまでは何もかもをNOで見ないようにして、人付き合いも避けてきたが、YESと言い初めてからは、良い意味でも悪い意味でも周りが目まぐるしく変わっていって、毎日新しい出会いをすることとなる。
なんでも受け入れるYESは人生を豊かにする。でも、NOで立ち止まることも大切。
ジムキャリーの映画は楽しくなると同時に、最後に考えさせられるものを心に残していってくれる。
