時々気がつくとノーマンになっているわたしにとってぎくりとする序盤。
終始コメディ調ではあるが、実際に言霊の持つパワーや誓約を信じきることの影響は大いにあるはず。
カールとアリソンは出会ったときからエンディングまで終始お互いの目に光が灯っていてとってもチャーミング!だし、どんな状況でも「親友」だとすんなり言ってくれる友だちがいるというのも良いなぁ、と所々の場面で心があたたまった。
オープニングとエンディングでキャラクターの印象は激変しているにも関わらず、引きこもりのノーマンカールも前向きイエスマンカールも滑らかなグラデーションで繋がっていて、どちらもカールであり続けたのが役者の力でもあり、この作品の作り込みの質の高さだと思った。