ジム・キャリーのコメディは気が引ける人もいるかもしれないがこの作品は自信を持っておすすめできる。
ただ笑わせようとしているのではなく"イエス"というキーワードがテーマとなっていて物語はありえないかもしれないが意外と確かにと思うこともあり、日本人はどっちともいない"MAYBE"だから案外イエス(ノーもだが)とはっきり言っていくことで人生は変わるのかもしれないなと感じた。
なにより作品をよりよくしているのはズーイー・デシャネル。彼女の魅力が一番光る作品かもしれない。「(500)日のサマー」でもそうだがサバサバした女性がよく似合うし可愛い。作品内のバンド「ミュンヒハウゼン症候群」はかなり印象的だ。
ペイトン・リード監督の音楽の使い方や主人公たちの設定などがすごくよくできていて素直に楽しめて誰にでもおすすめできる良作だった。