ねこ

第七天国のねこのレビュー・感想・評価

第七天国(1927年製作の映画)
3.8
やけに前向きで謎の自信に溢れていて…小学生か!と、はじめは思った
そんなシコと気の毒な娘ディアーヌの物語は、ベタな純愛なのだが心洗われるような清らかさがあり、自然と感情移入してしまう
特に2人の間に戦争が割り入ってからは彼らの一途さが一層尊く感じられ、どうか最悪の事態にだけはなりませんようにと祈るような気持ちで観てしまうのだった

お互いに影響し合い、思いやり合うささやかな暮らしにある幸せ
ウエディングドレスのシーンは切実な愛に満ちている
ねこ

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