Shirorin

第七天国のShirorinのレビュー・感想・評価

第七天国(1927年製作の映画)
4.2
貧しい下水掃除人のシコは、自分の家が7階にあることから“第七天国”と呼んでいた。ある日、シコは倒れていた少女ディアーヌと出会い、行く当てのない彼女を“第七天国”に連れて来て、身元調査に来た警官に“妻だ”と偽るうちに、特別な感情を抱き…というストーリー。


第1回アカデミー賞監督賞、主演女優賞、脚本賞受賞作‼️

女は「愛してる」て言葉が欲しいのよね😆

「愛してる」と言えないシコが、代わりに「シコ・ディアーヌ・天国❗️」と自身の精一杯の言葉で愛情を表現するのが、ロマンティック💗
それを何度も聞きたがるディアーヌが可愛い💕そして、2人だけの愛の言葉となるのが素敵✨

部屋🪟から見える空の景色
ディアーヌが椅子に掛けたジャケット🧥をシコに見立てて想像するシーン
螺旋階段を登っていく映像
ドレスを着たディアーヌの可憐さ
戦争🪖に行く人々の数に銃撃や爆発💥

心に残るシーン、100年近く前の映画とは思えない見事な脚本や演出😆

そして何より、愛し合う2人が戦争で引き裂かれても通じ合ってるピュアな気持ちに思わず涙が…🥲

これは映画好きなら見ておきたい作品。

心が荒んできた方にオススメ。
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