松井の天井直撃ホームラン

喜劇 競馬必勝法 大穴勝負の松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

喜劇 競馬必勝法 大穴勝負(1968年製作の映画)
-
↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆

※ 鑑賞直後のメモから

谷啓追悼上映にて。

今回、谷啓と伴淳三郎のコンビによる競馬喜劇は笠松競馬場が舞台。

詐欺師の相棒である長門裕之にそそのかされ、長門勇(兄弟からお金を巻き上げるのか〜い)に詐欺をする羽目になる谷啓。
但し、相手が競馬好きとなれば好都合この上なし。
知り合いになる美人が十朱幸代で、その父親が伴淳三郎。そして今回も競馬予想屋(笑)

可愛い十朱幸代との恋物語。J Pこと谷啓ルンルンの日々。しかし正体がバレてしまい更に…。
かくして、水ぶくれ…じゃなかった谷啓は、父娘と3人での大穴勝負に出る話。

現在と違い、馬券は馬単の紙1枚100円の時代。場所は笠松競馬場のローカル色プンプン。
『喜劇 競馬必勝法』が面白すぎた為に、それ程良い内容とは言えないが。とにかく伴淳三郎の渋い演技には目が離せない。
谷啓も詐欺師なのだが、人が良いキャラクターがバッチリとあっている。

人生を賭けた大穴勝負!
馬柱を見つめ考えれば考える程に、訳が分からなくなって来るあの感覚。アレだけは経験した者でなければ理解出来ないでしょうね〜!

2010年12月18日 銀座シネパレス3