ルイ

ゲド戦記のルイのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
3.0

去年の夏、映画館でジブリが再上映された時に唯一観なかったゲド戦記。
今までなんとなく避けてたんですが、今日はちゃんと向き合って見ました。

原作は知らないですが、なんとなく原作の良さを引き出せてないんじゃないかなぁと思います。ジブリの中でも圧倒的に説明不足感があり置いてけぼりをくらいました。

「死ぬことが分かっているから命は大事」
「人は命を繋げて行くことができる」
など物語の核になる"伝えたいこと"は分かるんですが、そこに至るまでのストーリーが平坦に感じてしまいました。
特にジブリで大事なのがワクワク感だと思うんですが、今作は正直ワクワクしなかった…😓

所々アレンの顔が不気味だったり、終盤のクモが怖すぎるなど作画部分もちょっと気になる。
どうしても悪いところにばかり目が向いてしまいますが、龍のデザインはかっこいいしテルーの唄は良い曲です。
コクリコ坂は好きなので、吾朗監督の今後の作品に期待です!
(でもアーヤはフルCGだしどうかな…)
ルイ

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