菩薩

ゲド戦記の菩薩のレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
2.0
まぁ当時からゲロだとかゲボだとか心オナニーだとか散々弄られまくった作品で、10年経ちゃ少しは深みも増してるかなと思って観てみたものの、結局側だけは立派で中身がすっからかん過ぎて全く味がしないのは一緒だなと、全てが短絡的すぎて褒めるとこ探す方が難しい。ゲド戦記は読んだこと無いけど原案にもクレジットされてる「シュナの旅」は大好きで、これはまぁ後に「もののけ姫」の基礎となる作品だし、ちょっとナウシカっぽくもあるわけで、この作品の人買いだとか獣達だとかプロット自体もだいぶそこから持ってきてる訳ですが、たかだか100ページ程の中編にも関わらずこの作品の何倍も奥行きがあるし、キャラクターにも魅力がある。この作品はとにかく掴み所が何も無いし、ネタになるとこも無いし、声優陣もほんと目の前に差し出された文字列を何の感情も無く棒読みしてんだなって感じが見え透いてくるし、ほとんどの事はもう宮崎駿が他の作品でやっちゃってて残りカス感が強すぎる。冒頭に仰々しく父殺しを入れてきたところで、逆に宮崎駿の偉大さを改めて我々に知らしめるだけで自分の首絞めてるとしか思えない。ほんとこれの後よくコクリコ坂作れたよなと感心はするけど、二回観たらもう掘るもんも何も無い。