Rayer

ゲド戦記のRayerのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
3.9
人生初、映画館で観たジブリが復刻されてたので観ました。
初めて観た時は小学生。覚えてるも何も、理解さえも出来ていませんでした。しかし他のジブリ作品にはない美しさ、哀しみを何となく覚えて今日まで過ごしてきました。
結論、今日観てその直感は合っていたと思いました。ハタチを超えた今でも世界観、登場人物のバックグラウンド等の理解が追いつかない部分が多く、想定以上に難解な映画でしたがメッセージ性は強いです。

「自分がいつか死ぬことを知ってるということは、我々が天から授かった素晴らしい贈り物なのだよ」

これで泣きました。自分の中ではジブリって「楽しい映画」っていう固定観念があったけど、それはただ家族がみんな集まる金曜の夜に観れるからってだけ。本当はもっと熱いパッションのある作品なんだと、映画館で観て強く思いました。
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