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白夜行のwakanaのレビュー・感想・評価

白夜行(2010年製作の映画)
4.2
「私はいつも夜だった」

「でも暗くはなかった」 
「太陽に代わるものがあったから」

なんか、見終わった後憂鬱になる(『ノル森』の時みたいに)のかなぁ
って思ってたけど・・大丈夫でした。

痛ましすぎる過去を持った雪穂には、堀北ちゃんはいい子のイメージのが強すぎて・・悪魔的な部分がもっと見えてもよかった気もするけど・・・自分の気持ちを表に表さないって部分でけっこう無表情な演技だったのかも?って捕らえ方も出来るかな。。

高良クンはイケメンでしたね。『蛇にピアス』の時は少し強面だったからね。

監督若かったなあ!当時33歳。
笹垣刑事役の船越さんに、自分を出し過ぎないないように「ささやき演出」しったっていう効果が覿面!

誰もが心配したと思うTVのサスペンスに成り下がらなくて・・・今回一番良かったと思う(笑)

珠妃の歌う主題かも印象的。TVの『タイヨウのうた』のKaoru Amaneの曲にメロディがクリソツだけど。。 



【公開初日舞台挨拶】
堀北真希、高良健吾、船越英一郎、深川栄洋監督

ベルリン映画祭に出品が決まり、席にドイツと日本の国旗が用意されてました。スチールとカメラの時にちゃんと振っときました(笑)
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