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アメリカン・サイコのfmofmojimoのレビュー・感想・評価

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
4.2
ウォール街にある父親の証券会社で若くして副社長を勤めるパトリック・ベイトマンは、一見恵まれた生活を手にしていた。しかしベイトマンは内心では、いいマンションに住み、トレーニングできれいな肉体を保ち、日焼けサロンに通い、友人達と肩書を競い、いいレストランで食事をするというステータスを必死に守っていた。そしてさらに彼には日常のストレスを開放するための、隠された別の習慣があった。

人には別の顔がある。
計画はあるもののきれいな殺人ではなく、まさに衝動が先行している様子が猟奇的。
すましたサイコパスというよりも、脂汗を浮かべて必死な顔を見ると普通の人間らしさもあって、飲酒やスポーツと同様に、単純にこの人に合うストレス発散方法が「殺人」だっただけなのだ、と倫理観がよくわからなくなってくる。

ジャレッド・レト見たいなと思ったのに、最初のほうだけやった。
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