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アメリカン・サイコの4nobuのレビュー・感想・評価

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
4.5
日本語吹き替えの出来に戸惑うが物凄くタイプの映画でした。
名刺のセンスやレストランの予約が取れるかどうかで自己顕示欲を満たす辺り、作中でも語っていた中身なんてどうでもいい外見が全てで笑える。
ただ聴いてるだけの奴が音楽のウンチク語るシーンもどうでも良すぎて面白い。
結局ベイトマンは仕事もしていない殺人鬼も空想の中だけの振りだけの空っぽな虚構だったんだろう。
ブランドに囲まれる事で満足感を得てるが実は満たされていないファイト・クラブのエドワード・ノートンみたいなやつでしたよ。
どちらも名演技で代表作で筆頭に挙げて欲しい出来でした。
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