おもしろかった。
自己愛のステータスが天井に張り付いてるような
主人公。
彼にとって人は自分のステータスを見せびらかす
対象でしかないように思えた。
一貫して彼のオナニーだった。
(娼婦との3Pは文字通り1人えっちだった)
しかしこの映画の魅力はみんなが自分のオナニーに
夢中で”他人が見えていない”ことだ。
社会的な生き物だったはずの人が
安定して生きられる社会を手にして以来
「孤」としてとも生きられるようになった
このご時世。
皆が人を気にしてるようで
ただ単に人の目を通して自分のことだけを
気にしてるように思える。
そんな人類史始まって以来の珍事が奇妙に展開されていてのめり込まずにはいられなかった。
秘書が主人公のノートを見るシーンがすき。