何もかもが究極的

アメリカン・サイコの何もかもが究極的のレビュー・感想・評価

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
3.8
オチが妄想か現実かは、重要ではなく
何より狂った主人公を見て見ぬ振りをする
各々の快楽のみを求めるがあまり、他者に無関心になった社会が病的であり、サイコである。

それはアイズワイドシャット的で、
最初は自身が狂人だと思っていた主人公が
より狂った社会という存在と対峙し、
その巨大さに恐れ慄き
冷静さを取り戻していく。