役作りに凝ったクリスチャンベイルの知られざる出世作という事で気になり鑑賞。
富、地位、美人な婚約者と一見何不自由のないエリートサラリーマンだが満たされない空虚な欲求を抱えている。そんな虚無感や自身の存在感を確かめる為、殺人を犯していくというサイコパスサスペンスかと思いきや、結末には色々と解釈はあるが、当時のアメリカのエリート階級層社会を風刺した辛辣なブラックユーモアが効いてるイかれた作品でした…
クリスチャンベイルが全裸でチェーンソーを振り回したりグロいシーンも結構あるし色々と密度の高い事…
これ、面白いか面白くないかで言ったら線引きが難しいが、人にお薦めしたくなるような作品です。
