スカルノ政権のインドネシアの現状を取材に来たジャーナリスト。
そこで大使館の娘や現地のカメラマンの出会い。
この映画はインドネシアの現状をある程度知らないと把握はできない。
なぜ規制が厳しいのかや、国批判はダメなど理解できないかもしれない。
話的にはこれをピーター・ウィアーが監督したのだが、もっと深く内情に入り込んでも面白い。
メル・ギブソンはこの作品でハリウッドデビュー。
とはいえこの作品はカメラマンのビリーを演じたリンダ・ハントしか残らない。
自国の圧制と仲間内の現状を報道してもらいたいがために協力するが、結果的にはそれが裏目に出る。
最後の抵抗がことのほか虚しい。