おぴーる

顔のおぴーるのレビュー・感想・評価

(2000年製作の映画)
3.6
ポン・ジュノおすすめの日本映画3本と紹介されていたので鑑賞。
やはり影響受けてるのか、ポン・ジュノが好きなのわかる。特に思い出したのは母なる証明、雰囲気似てると思う。

最初なんかのんびりしてて、なにか起こるのかな?って思ったし、起こったあともなにか起こるのかな?ってとつとつと進んでいったんだけど…
妹を産まれ変わらせようしてたのかってわかったシーン位で、今までの全体を大きくみてこのストーリーの世界が神話めいたものとして見えてきた。引きこもりでこの世界にまだ産まれてないところから妹殺してやっと人間界に出てくることができて色々経験する。やたら吐くシーン多いなと思ったけど、この世界で生きるってことをうまく表しているように感じた。
最後の島のお祭りのシーンもいいね。
あとラストへの伏線あったけど、ほんとにやるのかなって思ったらやってて面白かった。この繰り返し感も神話っぽいんだよな。長い時間を過ごすと大体繰り返しが起きるものだから
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