おぴーる

バービーのおぴーるのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
4.9

アメリカの本気

さすがアメリカのポリコレ配慮内での解像度と精度密度高過ぎエンタメでこれは太刀打ちできないわと完全な受け手になりました。(誰)

展開も予想外が畳み掛けられていくし
どのポジションのキャラクターもわかりみがあってバランスが秀逸
アメリカ映画などはポリコレ配慮にめちゃめちゃお金かけてると聞くがこういうことかと分かった。

そしていろんな(廃盤になった)バービーやケン、レアキャラアランなどをどんどんフィーチャーしていくのも愛と感じる。全然気づかないぐらいのネタがこれでもかと入れられているそう。

どっちの靴か選んでという時のペタンコ靴がビルケンでウケた。マテル社の社長が「ママと呼んで」やピンクの服装から女性になりたい男性なのかなと連想して、男性軍団が中和された。マテル社の新人くんがネトフリドラマのSEXエデュケーションのアダム役で嬉しかったし、その役のおかげで彼には女性的な面を見つけることができるのでそこでも男性軍団が中和された。途中の女性の大変さの演説的なシーンで泣いちゃったけど、その後のバービーの洗脳を解いていくところはちょっと男性軽視って感じた(知らないふりをして説明させて満足させようとか、ラブソングを歌って最高潮になっている時にあえて痛い目みせるとか)でもその後の男同士の戦いで白人ケンとアジア人ケンの見せ場ダンスになったらそれはそれで最高エンタメだった。
あと最後の娘の名前バーバラでも泣いた。

ケンの家も作ってあげて(子供の手作りとかでいいよ、、)
おぴーる

おぴーる