ころも

カラーパープルのころものネタバレレビュー・内容・結末

カラーパープル(1985年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

何も見ずに普通に再生してSIDE A終わって、え…?Bは…?(´・ω・`)と1人でわたわたしてしまいましたが、その後無事ひっくり返して全編観れました(。-_-。)笑
今までも人種差別とか女性蔑視等が描かれている作品は色々観てきましたが、冒頭から本当に酷く、虫唾が走るような思いで。
黒人で女性、そして美形であっても醜形であっても、それぞれが辛い目に合う時代。
とにかく妹を守ろうとする姿や、どんなに馬鹿にされ殴られても下を向いて耐え、人に笑顔を見せる事なく生きるセリーに強さを感じるとともに胸が痛くなる。
ウーピーがとにかく魅力的で、たまに小さな仕返しをして1人で小さくはにかむような表情はとても可愛らしいし、"ミスター"に啖呵を切るシーンはとてもかっこいい。
ソフィアやシャグ、他の女性たちも強く美しく。
そして音楽も素晴らしい。
終盤の歌いながら教会に入っていくシーンがとても好き。
ラストも感動的で、冒頭で不快感が凄かった分、心から良かったと思えました(。-_-。)
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