カラーパープルの作品情報・感想・評価

「カラーパープル」に投稿された感想・評価

ジョージア州で育ったセリー(ウーピー・ゴールドバーグ)は14歳だった1909年に父親によって妊娠させられ2人の子供を出産後どこかへ持っていかれてしまっていた。
そんなセリーは唯一妹のナッティ(アコースア・ブシア)が心の拠り所だったが、父親の命令でアルバート(ダニー・グローバー)と結婚させられてしまう。
アルバートの子供達の世話をし馬車馬のように働かされるセリー。
そんな時父親から襲われそうになったナッティがセリーのもとに転がり込んでくるが、アルバートもセリーを襲いそうになってくる。
拒んだナッティはアルバートによって家を追い出され、それからセリーに何通も手紙を出すも一切セリーが読む事はなく・・・。

スティーヴン・スピルバーグ監督作品。
劇場公開時以来、30年以上ぶりに鑑賞しました。
当時中学生だった私はイマイチこの作品の意味などを理解出来ませんでした。

舞台は20世紀初頭のジョージア州やテネシー州ですが、黒人に対する人種差別をメインにしたものではない。
男尊女卑が当たり前の社会でウーピー演じる黒人娘がダニー・グローバー演じるアルバートにDV受けまくるという壮絶な物語。

気に入らない事があれば殴られるし、形の上では結婚しているもののアルバートは家に愛人を連れてきて住まわせるという。
その愛人とセリーは逆に友情で結ばれるという流れが後々の鍵にはなってくるんですけどね。

セリーが何年もためにためた感情が爆発するシーンは見ていて辛かったとともに拍手を送りたくなる。

これが映画初出演だったウーピーの表情や所作はこの時点ですでに見事なものです。
ShoseiH

ShoseiHの感想・評価

3.6
南部黒人のナショナリズムを扇動するかのようなナレーターがあまり好きにはなれない。
若くして目の当たりにする生々しい身近な凄惨な原体験という視点から訴えかけてくる。
長い…

父親の問題と言えばスピルバーグとウェス・アンダーソン、PTA監督
to

toの感想・評価

4.0
見せ方がすごい
表情と感情の現し様
愛情を知ったセリー、、、
yo

yoの感想・評価

3.5
怖い。新手のホラーかと思うぐらい怖い!
しかもおばけ的こわさじゃなくて人間的に怖い。

もし自分がその時代の人だったらどうしてるのか気になった。もしかしたら、セリーとおんなじように生きるしかないのかもしれない。それに反抗なんてできるのだろうか、とか考えさせられた。

最終的にはやっぱり持つものは女友達なのかなとか思った。きちんとした友情があれば助けてもらえるのではないか。
『ミシシッピーバーニング』『007 スカイフォール』のヒゲソリシーンも怖かったけど今作も圧倒的にブルった。

①ひげそりを研ぐ
②アフリカの部族の儀式で子供の顔に傷をつける
③真っ赤なマニキュアを塗るカットで血をイメージさせる

別々の人物が行う3つの行動をカットバックさせる編集が巧み。

主人公が自分の意思と関係なく周囲の環境に振り回され不幸におちいる境遇、

これは序盤で朗読される『オリバーツイスト』と共通する部分。

それが後半になるにつれ、抑圧者に対し反抗心をむき出しにするのが痛快だ。

負けん気の強い女性ソフィアが無礼な白人に毅然と立ち向かった結果、

『カッコーの巣の上で』のように"牙を抜かれる"展開もキツくて忘れがたい。

酒場で朗々と歌われるセリーのブルース、ラストシーンの教会でのゴスペル大合唱など、多幸感に満ちた音楽も素晴らしい。

劇中で居酒屋を"Jook Joint"と言ってたけど、今作の音楽と製作を担当したクインシー・ジョーンズのアルバム『Q's Jook Joint』が名盤ということも付け加えておきます。
mo

moの感想・評価

3.9
時たま出てくる影の描写が良い。
この時代はまだまだ女の人が肩身狭く生きていたんだと思うと、今の平等社会を有り難く思うし良い時代に生まれたなと思う。
HarryT

HarryTの感想・評価

4.3
オプラ・ウィンフィールド、すごいね。ウーピーを食っちゃっている。殴るシーンは全部本気としか思えない迫力。なんだか映画を作る覚悟が違う。
Clara

Claraの感想・評価

3.0
1906-1937年のアメリカ南部ジョージアが舞台。アフリカンアメリカンの姉妹の別れと再会を描いた作品。差別がテーマかと思わせるが、実際には違う。男性が絶対的な権力を持ち、力と恐怖でねじ伏せていたこと部分は終始描かれているものの、女性たちの苦しみや悲しみ、その中で育まれた優しさや強さが見える。

これまで私が観たスピルバーグ作品の中で、この人こういうのも撮るのか!と思わされた2つ目の映画になった。(ちなみに、1つ目はシンドラーのリスト)
ただこの映画、アリス・ウォーカーという方の同名小説が原作。スピルバーグがこの本に惚れこんで、自ら売り込んで本人に脚本も依頼し(最終的には他の人の脚本になった)撮影に至ったそうだから、こういう作品になったのもうなづける。

また、キャストの力無くしてこの作品は成立しなかったに違いない。ウーピー・ゴールドバーグは独特な雰囲気を醸し出していたかと思えば、物語の転機となる手紙の発見以降の大爆発というか、彼女の根底にあった強さが炸裂したというか…「目覚め」とでも言えるような変化が見ごとだった。この作品が彼女のデビュー作。彼女に目を付けたのは原作者だけれど、口説き落としたのはスピルバーグのよう。
そして、まさかのオプラ・ウィンフリーがガッツリ出演。個人的にこれは予想外だったのだけど、彼女の演技もまたよかった。そして、彼女もまたこれが初映画出演。
嫌な役をほぼ一人で背負ったのが、ミスター役のダニー・クローバー。救いは最後の最後で見せる変化。
一人一人の個性がしっかり表現されていながら、固く結ばれ繋がっている。そんな印象が残る。
GoUeno

GoUenoの感想・評価

4.5
ウーピーがいい演技してる。
笑顔が素敵やったなー
あんな風に自分もできればなって思ってしまった。

自由っていいね。
旅に行きたい!
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