レンタルでリリース当時にvol.1を観て､けど何かが嫌でvol.2を観たのはそれから2年後ぐらいだった。vol.1はBECKの1st､どっちかというと2ndみたいなサンプリングの嵐。映画はとことん自由だと思うけど､俺的にはちょっとやり過ぎ感。けどこの時はやり過ぎこそがやりたかったって感じ。あまり上手く進みすぎてると暴走破壊衝動に駆られるのも有能クリエイターの特性なのかも。俺的にタランティーノは血みどろアクションよりはくせもの俳優達が語りまくる方が好きなので､このvol.2の方が好き。けど1も今じゃ怖いおばさん感のユマ・サーマンとルーシー・リューがギンギンにかっこいいのは確か。ソニー千葉を出したいだけの1だった気もする。「オレはサドか？マゾだ」とか言ってたら､セルフ窒息プレイでうっかり死んじゃってほんとに変態だったと証明してしもたデビッド・キャラダイン合掌。
