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キル・ビル Vol.2のメガさわのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)
3.8
vol.1が動ならvol.2は静。渋めで余韻が深く残る。とても好みだった。

今作もやりたいことてんこ盛りでよかった。絵作りはこっちの方が好みかもしれない。べたべたのスクリーンプロセスなドライブの画。カンフー映画っぽい雑なズームアップ。仁義なき戦いっぽいブレてる止め絵(これはvol.1だったかもしれない…)などなど…教会の中から、四角く切り取られた外の風景を見るカットは最高にいい。白黒のシーンが多くヒッチコックみも感じる。個人的にMVPだったのは埋められて上から土を被せられる間、ずいぶん長い間、黒み、とみせかけた棺の中の画が映されていたところ。メディアをうまく使っててさすが。このシーンはスクリーンで観てたら面白い経験になっただろうなー

秘儀の使い所もいいし、
ラストで子連れ狼になるのもいい。

ベアトリクスがバスルームで嬉し泣き?してるカットが絶妙に異物感を醸し出していて印象に残った。あのシーンいいな。なんか人形持ってたな。

子供かわいい。デスストのBBの元ネタってもしかしてこれか?
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