長靴を吐いたネコ

ウォーターワールドの長靴を吐いたネコのネタバレレビュー・内容・結末

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

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【ウォーターワールド】 (DVD)☆3.7
1995年
総合評価 3.8 → ☆3.7

「シナリオ」 (1.0) … 4 → 4
「演出全般」 (1.2) … 4 → 4.8
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 4 → 4.4
「音響効果」 (0.9) … 4 → 3.6
「教養/啓発」 (0.8) … 4 → 3.2
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
温暖化で地球が水没。しかし海上で健気に生きる人類。
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【魅力】
・荒廃した世界観が良く出ている
・主人公のキャラが結構新鮮
・海上生活面の細かい部分に凝ってる
・少し笑える

【不満】
・服装のセンス

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【少し突っ込んだ感想】
文明的な家電製品とかが殆ど水没した世界なので、ひたすら化学エネルギーを消費しない運動に工夫を加えて、結構いろんなことをやっていたのが面白いし、勉強になります。まあ、見る人が見たら突っ込みどころ満載でストレスになるのかもしれませんが。とにかく、モノを大事にしようって気持ちにはなれましたよ。
不名誉な賞をかなり受賞しているらしいです。確かに海の単調なシーンが、去年の虎と漂流した映画並みに多かったのが人によっては退屈だったりするかもしれませんが、個人的には何故か退屈しなかったです…。一つは海を眺めたい気分だったのもあるかもしれないけど、船上の3人の人間模様が面白かったかも。主人公が有能なんだけどかなりヒネくれた性格で、しかも無口。ま、そうなる理由をそれとなく仄めかされますが。そういう人間が心変わりしていく系が好みかも。しかしその不器用演技がまた手抜きと見られたのか、不名誉な主演男優賞も賜った模様。

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