ついに買えた。是枝作品3作目。
演技がリアルだとか、自然体だとかで表現できるもんじゃない。
素のままに会話してる感じが物語として成り立っていた。
カルト教団による大量虐殺事件の被害者ではなく、加害者の残された家族の話。妙にリアルで不気味で怖い。終わってから何かしこりが残る感じがまたいい。
ただどうしても全編手持ちカメラがいただけない。そこに撮影している人間がいることを認めているように感じたから。
それでも目のアップみたいな安易な表現がなく適度に距離をとっていて、テロップもナレーションもないドキュメントを見ている感はこの作品が一番出てた。