一作目二作目に続いて、三作目であるここでも死とその先の人々を描く是枝さん。
ワンダフルライフで感じたドキュメンタリー調はここでさらに強化されて、演技的にも撮り方的にも、演者が有名な俳優さんでなけれ…
カルト教団が飲料水に毒物を入れる無差別テロ事件を起こしてから3年後、教団自体に殺されたテロ実行犯4人の遺族が遺灰の撒かれた湖に慰霊のために集まるが、運転して来た車が無くなってしまい、同じ湖に来ていた…
>>続きを読む宮沢賢治『生徒諸君に寄せる』を読むシーンが脳裏に突き刺さった。答えが欲しくてたまらないのは満たされていないからか。急いても仕方ないだろう…。でも一方で、マインドコントロールがかかっていたとしても、彼…
>>続きを読む豪華な俳優陣でありながらホームビデオみたいな質感だったりゴニョゴニョ何言ってるか分からない感じが当時のミニシアター味を感じた。
舞台がバブル崩壊後の清里の寂れた駅の山奥なのも大好き。
序盤の宿での気…
非日常的な境遇の中にいる人たちの日常の一部分を見ているような感覚が好き。登場人物たちの生活が映画の後も続いていくような生々しさも好き。映画の中だけでなく、
私が生きる日常も一人一人に人生があって一人…
「ワンダフルライフ」を見ても感じたことだけど、フィクションなのにドキュメンタリーみたい。淡々と進んでいくけど一人ひとりが抱えてるものが重すぎてでかすぎて見てるだけでしんどい。山奥に取り残されてる時点…
>>続きを読む犯罪者とその親族にタイトル通り、距離を感じる
唯一教壇側にいた浅野忠信は何度も事件への追求を受けるも、「あの場にいた人しか分からない」の一点張り
その時々の雰囲気とか言語化できない状況、それも含め『…