DISTANCE/ディスタンスの作品情報・感想・評価

「DISTANCE/ディスタンス」に投稿された感想・評価

友達が貸してくれたので見てみた。

人との距離感ってはっきり分かるものでもないから正しい位置が分からない

久しぶりに邦画を見ると入ってきすぎて辛くなる
はっち

はっちの感想・評価

3.0
演技とは思えない自然な会話。セリフぽくないっていうか。
年に1度加害者遺族で集まって…っていうのも私には理解できない境地で…。
加害者側だからといって肩身が狭い思いをして生活してる風でもなかったし、信者側も白装束着てるわけでもなく見た目普通。人の背景なんて見た目じゃ分からないものだなと思った。
まつこ

まつこの感想・評価

3.6
大切な人がカルト教団にハマって何かしらの事件を起こしていたとしたら。徐々に明らかになる関係性に自分を重ねて考えた。私ならどう背負って生きていくんだろう。やり切れないね。洗脳って恐ろしいなぁと思うけどそれしか望みが持てなかったのかなぁ。でも犯罪は犯罪だと思うのよ。誰かが悲しむことを喜ぶ信仰なんて光じゃないと思うのよ。
udon

udonの感想・評価

3.7
みんなでなんかやってから
帰るシーンが個人的にとても好きなので、
この作品は帰るシーンが長尺で
とても自分好みでした。

どうしてもわかりあえない距離間って、
どんなに親しくてもあるんですよね。
考えさせられます。
mzk

mzkの感想・評価

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『幻の光』を観たときにも思ったが、この時期の是枝裕和の作品は尖ったものが多い。これも実験的だ。物語の余白を俳優に託す方法は現在のスタイルとも重なるが、この作品の場合、整合性は二の次に思える。ゆえに、謎と余白を残す。車の行方もどうでもいいのだ。
カルト教団に心酔する信者たちのコミュニティ、加害者遺族たちの交流、どちらも擬似家族的な関係性に見える。分かち合える想いがあり、焚き火も囲む。ただ、絶対的な断絶も感じる。
寿司屋

寿司屋の感想・評価

4.0
すごく悲惨な話だけどやけに淡々としてて不思議な浮遊感があった。これが現実離れしたものなのか、それとも現実味のある世界観なのかはわからなかった。
途中のあつしとゆうこのやりとりがあまりにも優しくて綺麗すぎて泣けた。
これがきょうだいの関係なのか…?インセスト的な…?と思いながら、自分の理解力では追いつかなかった部分を解説読んで補完。
是枝監督初期作品。宗教団体が起こした事件の加害者遺族たち。命日に集まった人々の交流から見えてくるもの。分かるような、分からないような、余白を残しまくった作品。台詞も聞き取りづらく、映像も見づらく、それが余計にリアル。私たちの日常にも潜んでいる、他者との分かり合えなさ。その不気味さのようなものが詰まってた
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5
2020/8/31
花屋で働く敦、学生生活を送る勝、予備校の教師きよか、建設会社に勤める実。まるで接点がないように思える男女4人が、ある夏の日に山間の小さな駅に集まる。徐々に明かされる4人の共通点は、カルト教団の加害者遺族だということ。そこに元信者・坂田が加わる。オウム事件をモチーフにしているけれど、思っていたような衝撃は全くなく、ただ淡々と加害者遺族と坂田の現在と過去が描かれるばかり。が、大切な人を止められなかった加害者遺族の後悔と怒り、保身のために教団と信者を貶める坂田の過去の発言、それらが妙にリアルで興味深く、不思議と見入ってしまった。中でも、きよか演じる夏川結衣と彼女の夫演じる遠藤憲一の喧嘩が印象的。終盤の疑問となる敦の正体は分かったものの、彼の目的自体はよく分からず。
色んな事を小難しくしている印象。
もうちょっとシンプルに出来そうだけど、わざわざこんな風にするのがこの監督の作風なのかな。
遠藤憲一&津田寛治の信者役が気持ち悪いくらいハマっていて怖いんだけど。
画面が暗くて何してるのかワケワカメ。
後、小声で話したりしていて聞き取りにくい。
出演俳優陣が今だったら皆、主役をはれるクラスの人ばかりで豪華です。
今、話題の彼が出ているけど、この当時から🍃やっていたのかと勘繰りました。
IPPO

IPPOの感想・評価

4.1
皮肉にも伊勢谷友介が世間を騒がせ、彼の出演映画を調べながら、「昔気になったまま見てないわ~この作品」の一つである本作。PrimeVideoのレンタル配信で見ました。
うん、二十歳やそこらで見なくて良かった。若いと見てもわかんなかっただろうな~この映画。今ならば、結構胸に届いたんです。

「設定だけ役者に教え、ほぼアドリブ」という是枝式の出発点とされる一作。カメラも手持ち多用、BGM皆無、「ドキュメンタリー風」にこだわり、「リアルと意味深、夢想風で意味不明」の越境具合が自分は評価出来ると思うのだが。
つまりはエンタメ映画として「よ~し、これ面白そうだから見てみるか!」って感じでは見てはいけませんよ、という一作ですよね。
そしてラスト20分、秀逸な展開が隠されていて不穏さの加速が素晴らしい。

オウム真理教の一連のテロ行為事件に着想を得て、「加害者家族のその後」が題材。そして期待通りに伊勢谷友介(当時24歳)が良い演技してるんだよなあ。
震災・ウイルス・宗教テロ。社会に起きた衝撃で大切な人を失った時、自分の日常が脅かされた時。自分にはまだ痛みを伴う経験は無いけれど、少しは分かる気がしてる。大人になるって「他人の痛みがなんとなくわかること」だろうなって感じる作品だった。寄り添わなくても、共感しなくても、「そういう傷を持った人もいるんだ」って思えるのは子どもとの違い。

・加害者団の親族
ARATA・伊勢谷友介・寺島進・夏川結衣
・事件直前で脱走した生き残り加害者メンバー(よって無罪)
浅野忠信
・死んだ実行犯たち
りょう・遠藤憲一・津田寛治
などなど、この上なく、映画っぽいキャストで自分好みでした。

若く普通にイケメンなARATA・伊勢谷・浅野の共演は00年代邦画ファンには眩しく懐かしい。

伊勢谷友介ってさ、身長・顔立ちからして韓流映画スターに引けを取らない存在感だよな~。もっとゴリゴリな映画スターになってくれても良かったのに。次は『CASSHERN』観ようかな。
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