上K

街のあかりの上Kのレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
3.9
なんでだろう、カッコ良かった。可能であればそのように生きたいとさえ思ってしまった。

「人生を豊かにしなくては」という意識の裏には、「こんな人生なら生きたくない」みたいなイメージがあると思うけど、一方でどんな人生も否定したくないと思いたかったりもするので、こうした葛藤から降りてしまうようなコイスティネンの態度はかなり貴いと感じた。
希望を抱くことと、希望なんてないと諦めることって、突き詰めるほどに似通ってくるように思えて不思議。
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