「邪馬台国」の閣僚を名乗る6人の老人と婦女暴行未遂を働いたブルジョアの少年。彼らが不法侵入した家の家主は、戦時中から身に付いてしまった逃げ癖により失踪中。さらにその家の下には不発弾ときた。
平和ボケした現代社会(といっても80年代)を痛烈・痛快に批判した、奇才・岡本喜八による傑作喜劇。配給元は『肉弾 (1968)』に続いてATG(日本アート・シアター・ギルド)。
何しろ設定がイカれていて最高なのだ。とてつもなく激しいパワーがある。
これぞATG!これぞ日本映画だ!
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『肉弾 (1968)』
https://filmarks.com/movies/35286