りょーこ

HOUSE ハウスのりょーこのレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
4.0
なんじゃこりゃあぁぁあぁあ?!?!

『可愛い悪魔』の大林宣彦監督によるファンタジー・ホラー・コメディ。

もうぶっ飛び過ぎてて、すげぇなこれ……おぃおぃ…ってブツブツ言いながら観てた(笑)

昔の少女漫画のハチャメチャぶりぶり適当突然展開を、実写で完全に再現してみたぞ!
みたいな作品でした。


ストーリィは…

仲良し女子高生7人。
オシャレ、ファンタ、マック、クンフー、スウィート、ガリ、メロディー。

夏休みに、オシャレの叔母の家に行くことに。
しかしその家は、人喰いハウスで……



チープで奇想天外!
予想を覆す、いやむしろ予想など全く出来ない展開がただただ凄い!!

ピアノや布団やネコが襲ってきたと思ったら、突然骸骨が踊りババアも踊り、さらに全くもって無駄な全裸がどーんw

やたら風と共にヒラヒラやって来るおばさんや、超不自然お嬢様言葉の生徒達。
喚くだけの女とクンフーだけの女。

もうキャラクタ濃すぎだよ(笑)

ラストは安い田舎のお化け屋敷みたいになるし、ネコも人も大絶叫だし!

が、ぶっ飛んでるだけじゃないのが、大林監督なのだろうな~
コマ送り、一時停止、画面割など、撮り方も物凄く拘っていました☆

これが1977年の作品か…
すげぇ、としか言えないですね(//∇//)
りょーこ

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