得体の知れなさや理解の範疇になくて整理のつかないことが恐怖の根源とするなら、本作はめちゃくちゃに怖い。
70年代にこんなにもキレキレな作品を作ってるのは凄い攻めていて、当時できる範囲での表現もあの手この手で模索している感があって良かった。
マックと井戸、メロディーとピアノ、クンフーの特撮、ファンタの顔芸、この他にも毎シーンに強烈な言動が多すぎて挙げてくとキリが無いくらい好みだった。
落とし方はこれでいいのか?とか思ったけど、エンドクレジットに入ったら急に写真集のメイキング映像みたいなアイドル具合をぶち込んできてくれたので安心した。笑
デジタルパンフレットという名の特典映像が、当時の宣伝担当の方の話とかも聞けて有意義でした。