ロンしたことない

ウェンディ&ルーシーのロンしたことないのレビュー・感想・評価

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)
4.7
犬を探す少女、単調になりうる話。
そこに乗る救いのない現実やウェンディの
心情描写。ケリー・ライカートの哀しみと
現実への解像度の高さで、哀しみの淵へと
そっと追いやられた。

でもってやはり幕切れが抜群。
作中で主人公が生きた時間が感じられる、
主人公に実直な解答。

とんでもない監督だ。大好きだ。