えぬ

ウェンディ&ルーシーのえぬのレビュー・感想・評価

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)
4.0
悲しさとままならなさ。住所がないから仕事がない、仕事がないから家も電話もない。怒り。非常にミニマル、考え尽くされた画面の構成。青空に画面左に縦に電線で鳥がとまっている構図が良すぎてしびれた。オープニングからたびたび出てくる貨物列車や線路は移動の象徴であり、ウェンディのはじまりはここから。あの鼻歌を聴いていたい。
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