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ウェンディ&ルーシーのshinefilmのレビュー・感想・評価

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)
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完璧な一日、とはほど遠い人生の切間を、
排他的なシステムと、止まることを許されずに進んでゆく世界から弾き出された人々を、一握りの優しさと一杯のコーヒーで寄り添うケリーライヒャルトの眼差し。ルーシーの目とウェンディの選択に強く惹きつけられた。

ある種の不完全さを持った作品は、不完全であるが故に人間の心を強く引きつけるー少なくともある種の人間の心を強く引きつける。
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