ダークサイドオブザジロウ

オートバイ少女のダークサイドオブザジロウのレビュー・感想・評価

オートバイ少女(1994年製作の映画)
1.8
キッチュ第7号にガロ元副編集長の白取千夏雄のロング・インタビューが掲載されていて、それは「ガロ」の一連の騒動を総括するような興味深い内容であったのであるが、山中潤が経営するツァイトが傾いていく1つの契機となったのが、この鈴木翁二の原作をあがた森魚が監督した「オートバイ少女」(もう1つの契機が「デジタルガロ」)。当時、「ガロ」の一読者として、異常な「オートバイ少女」押しには大きな違和感を感じていたもんです。映画の内容はともかく、そういった文脈で漫画史の中では語られる必要がある作品であろう。