このレビューはネタバレを含みます
彼が全然喋らなかった序盤はツッコミを入れてクスクス笑っていた。あ、倒れた。とか、あ、ついて行くんだ。とか。人を無害と思い込んで勝手に距離を詰めると痛い目を見るのだ。
映画でみる家族が好きだ。理想化されているからだろうか?映されているのは本物の家族ではない。この集いを家族に見せようとしている人たちだ。とすると、現実においての家族も映画的と言えるかな。
そういえばこんな感じの旅をしている本物の親子がいたな。オニール親子。ペーパームーンだ。いつも父親はダメなのだ。どうしてだろう、そうやって車で走り去るエンディングに正誤はつけれないけど、そうやって紡がれる人類の歴史っておもしろい。自分も子供をもったら、可愛がったり遠くに置いておきたくなったりするのだろうか?