sonozy

パリ、テキサスのsonozyのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.8
ヴィム・ヴェンダース監督作。第37回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞。
ライ・クーダーのボトルネックギターとテキサスの世界を久々に見たくなり。
※タイトルは、テキサス州パリス(実際にある地名)。
歳の差婚のこじらせ夫妻(トラヴィス&ジェーン)が息子(ハンター)を育てるのを放棄しそれぞれ行方不明になって4年間。
その間、トラヴィスの弟夫妻(ウォルトとアン)が親代わりとなり、7歳となったハンター。
ある日、テキサスの砂漠の医者らしき男から、倒れた兄を預かっているという連絡を受け、引き取りに向かうウォルト。
トラヴィスは最初は口もきけず(記憶喪失?)、途中モーテルから逃げ出したり、飛行機も嫌がったり...と散々手間をかけつつ、気のいい弟夫妻の家に戻る。
最初は距離を置いたハンターも徐々にトラヴィスを父親として慕うようになり、つかの間の幸せな時間を過ごす。
トラヴィスはジェーンを探しに行くと言い出し、弟から借りた金で手に入れた車でハンターを連れて旅に出る。
そしてジェーンが働く場所を見つけたトラヴィスは・・・
テキサスの空気感、個性派ハリー・ディーン・スタントンと美しいナスターシャ・キンスキーがいいですね。
トラヴィス&ジェーンの行動には共感出来ずでしたが。笑;
sonozy

sonozy