上海十月

下町の太陽の上海十月のレビュー・感想・評価

下町の太陽(1963年製作の映画)
3.5
監督2作目ですが実質長編1作目だと思います。荒川の土手や不器用な男が愛を告白する台詞など後の山田洋次作品を彷彿させるシーン続出してます。ビートたけしがよくネタにする下町あるあるが登場して笑わせますが主人公の倍賞千恵子はマジで怒ります。うーん、さくらちっく。ただ山田洋次は、満州から引き上げ大変だったかもしれないが東大出て松竹の監督に。ある意味エリートだと思うが映画の主人公には、地元に残り愛だけで多少の貧乏に耐えろと言ってるようで、どうも山田洋次の作劇法に個人的に違和感がたまにつきまとう。
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