じう

下町の太陽のじうのレビュー・感想・評価

下町の太陽(1963年製作の映画)
3.8
僕はかれこれ20年以上下町に住んでいるのだが、いちいち風景がなじみ深く、すごく心地良い映画体験だった。女性の幸せって何?とか、男性の惨めなまでの愚かさとか、格差の低層にいる人たちの悲哀とか、半世紀前の映画とは思えないぐらい今日性の高いテーマの作品だなという印象。あと、この頃の倍賞千恵子、めっちゃ可愛いですね。ラストでにっこりほほえむシーンで魂を持っていかれた。
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