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緋牡丹博徒シリーズ２作目。若山富三郎の出演作を観ているはずが、普通に緋牡丹博徒を観ている。
今回の相手役は、鶴田浩二。この村の出身者で若い頃に飛び出して、博打打ちになって人斬りの異名を持つ。経歴が箇条書き的に説明されるだけ。その説明も言い訳的で、仮になくてもおそらく観客的には問題がない。鶴田浩二というだけでどういう役柄かのお約束が、観客に共通認識として理解されている。作る側もそれをわかって作っている。現代の映画とは、成り立たせている要素がまるで違う。
大衆演劇などに近い世界なのだろうか。
