刑務所から脱獄したブッチと厳格な母子家庭で育つフィリップ(8歳)のロードムービー。
ブッチとフィリップの交流がとても良い。
2人とも父親をそんなに知らないという似た境遇でブッチはフィリップを自分の幼少期と重ね合わせフィリップはブッチを父親に重ね合わせ交流を深めていく。
お互いの存在が2人の世界を完璧にしていく…。
自然と心に入り込んでくるストーリーと壮大な自然の景色に癒され、いつの間にか観入ってました。
ラストにブッチがフィリップにあるものを渡すシーンで涙がとまらなかったです。
なんだかんだ子は親を愛しているんですよね…。その想いが切なかった…。
心が浄化されます…。
ブッチ演じたケビン・コスナーの演技はさすがで、フィリップ役のT・J・ローサーも演技力素晴らしく可愛かった。あのつぶらな瞳に見つめられたら抱きしめたくなりますね。
クリント・イーストウッド作品にはいつもいつも胸が揺さぶられ感動させられます。
今回も良いものを観させてもらいました。
オススメです。
