このレビューはネタバレを含みます
冒頭のシーンはこうしてラストに繋がっていたのか、と気づいたときの切なさ。
フィリップが手を繋ごうとすると、手を振り払うブッチ。それでも手を繋ごうとするフィリップ。そのやりとりを何度も繰り返して、ブッチがぶっきらぼうながら、小さな手を握り返す。この場面がすべてだなぁ。
完璧にははるか遠い世界。(でも「パーフェクトワールド」はそのことを単純に意味していないだろうな)
たらればを言い出したらきりがないけど、たらればがいっぱい詰まっている話だった。
※友人によると翻訳が忠実じゃないので、重要な設定が抜け落ちていて、大事な部分が伝わってない可能性大とのこと。こういうとき英語できたら…と切実に思う。また英語字幕でリベンジして、みたい。