ケヴィン・コスナーは本作のような悪っぽい役のほうが魅力を感じる。カッコよすぎるケヴィンは面白味がない。
宗教上、子供が好きな行事を禁止されてるフィリップにブッチが体験させてあげる。こういう交流を積み重ねることで愛が深まるんです。会話は少ないけど、確実に情が湧いてきます。
フィリップがブッチの手を繋ぐけど離される。でもまたフィリップは繋ぐ。離される。繋ぐ。このシーンは本当にいいですね。
ラストは自然と涙が溢れました。フィリップ役の子、本当に可愛くて観ていて何度も抱きしめたくなりました。
本来、脱獄、人質、逃亡はいけないことで、それだけで冷めて観てしまうと本作は苦手な映画になるかもしれないが、私には心暖まる作品です。
(字幕)