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パーフェクト ワールドのTenTenのレビュー・感想・評価

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
5.0
感動系の映画にハマってた時に、いろんなコメント欄で「パーフェクトワールド」というワードがたくさん出てきて、興味が湧いて鑑賞した感じです。
ケビンコスナー演じるブッチがとてつもなく好きになれる作品。たしかに彼は犯罪を犯した。けど、彼には彼なりの信念が感じられる。その信念とは子供時代の虐待から来た信念だ。だから、行動に統一感があり、紳士的で子供に対する想いで溢れてる。
映画のラストシーンで警官がブッチを撃つんだけど、これはやっぱり犯罪者は犯罪者だからという現代社会に訴えてるように感じた。
どんなに正当な理由があっても、罪を犯したってゆう...。
子供の演技はかなり良かった。とても自然体で。終盤の銃を持ち出すシーンとかの葛藤とかも良かったと思う。

僕は完璧な世界なんて存在しないと思う。

とても感動する映画なので、ぜひ一度は観てみてほしい。
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